カンボジアのデザイナーが着物をピックアップ!変身への第一歩が始まる

着物リメイク準備進行中!12月7日のカワイイコン2024でお披露目

先週末の11月2日から3日にかけて、才能豊かなカンボジア人デザイナーたちが着物を受け取りに私たちのイベント会場を訪れた!

彼らがこの美しい衣服をどのように変身させるのか、興味はありませんか?12月7日にファクトリー・プノンペンで開催されるKAWAII-CON 2024で、ぜひ彼らの作品を直接ご覧ください!

 

文化の融合と持続可能性の受け入れ

カワイイコンで今年初めて開催される着物リメイクコンテストの重要な要素は、日本とカンボジアの文化の融合である。デザイナーは、カンボジアの伝統的な要素やスタイルを着物の素材に取り入れ、両文化の美しさを調和させたデザインを生み出すことを目指す。持続可能な開発目標(SDGs)、特に目標12「責任ある消費と生産」に沿ったデザインが求められるため、持続可能性にも焦点が当てられている。

 

着物廃棄問題への対応

日本は、伝統的な着物の処分という大きな課題に直面している。文化的・歴史的価値があるにもかかわらず、多くの着物が使われないまま、あるいはライフスタイルやファッションの変化によって廃棄されている。環境省の2022年の報告書によると、年間約79万8000トンの衣類が国内市場に供給され、最終的に64.5%が廃棄されている。2023年だけでも、日本では1兆円近くの着物が廃棄されると予想されている(TBSニュース、2023年)。

KAWAII-CON2024は、着物リメイクコンテストを通じて着物に新たな命を吹き込むことで、この問題に取り組むことを目的としている。カンボジアのデザイナーは、日本の伝統とカンボジアの職人技を融合させながら、これらの伝統的な衣服に創造的な変化を与えます。このコンテストは、限りある資源の責任ある利用と文化財の再利用を奨励することで、持続可能性を促進します。

文化的創造性と持続可能なデザインの融合を目撃するまたとない機会をお見逃しなく!

 

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